2018年1月24日水曜日

YAMAHA MS60S の修理

名機だそうで。

うちはBst,Cst,EstのKeyモニタに使ってます。

確かに音源を放り込んでみると

引き締まった、なんとも良い音が辺りを漂っています

極楽は丁度、朝なのでございましょう。


見た目が非常にボロいですね。



実際いつ購入したんだろってくらい古いのでユニットがヘタってます。

とりあえずボンドで固めたらマシかなって、予想どおりダメでしたが。

というわけでユニット交換です。


左が交換用の新しいユニット、右が取り外した元のユニット。

ちなみに元のユニットに5mm程の穴が空いているのは

以前に交換作業中、誤ってドライバーを刺してしまったからだということは

多分、ほとんどのスタッフが知らない。

恐ろしくて黙ってたもん。


さて、MS60Sについて、

WEBでなんとなく調べたらパーツ供給は既に終わっているらしく。

色んな方が試している方法をやってみる事に。

早速音屋サンでCPの交換用6インチユニットを購入。3,000円位。


先駆者が語る通り、似たような形ですが少し大きく、

表側からサクッと交換、という訳には行かない様子です。


裏側から無理やり取り付ける為に、まずはアンプ部を取り外し


表側と裏側からそれぞれ4本のネジを外したらパカっと開きます。

ツイーターとLEDの配線がパツパツなので、ココの接続も外します。


そしてやっと到達したユニットホールの裏側から…

ネジを揉み込む

ただそれだけです。

実は色々試して、実際にはフチが穴だらけになったんですが。

最終的に邪魔くさくなって、若干ヤケ気味に4点ネジ止めしました。

だって午前3時だし。

後輩は隣で爆睡してるし。


結果裏からみたらこんな感じ。


で、表から見るとこんな感じ。

裏から揉んだネジ頭が見えており、先端恐怖症の人は要注意です。

わかりにくいですが、背面の柱みたいなヤツが当たって

ちょっとホールの中心からズレてます。が、やむなし。


それと、このユニット、どこを探しても極性表示が見当たらず。

先駆者の情報では大きい方が+だとか。

もう今更調べるのも面倒。信じます、師匠。


というわけでめでたく組み上げ直して音を確認。

レビューでは良い感じだったけど

未エージングのせいではなく

おそらく取り付け位置(通常より奥側になる)の加減で

元の締まった音が出ないようです。

ボワンと輪郭がにじむ感じ。

まぁ、費用対効果で考えれば十分だよね!

ビリビリ言うよりマシじゃん!

決して雑な取り付けがダメだったとか

4点じゃなくて8点で止めときゃ良かったとか

まさか位相が逆だとか

そんなハズはないよね!


こうして彼は現在BstかCst、どちらかの部屋で絶賛活躍中です。

わかるかなー。

答えは直接聞いて下さいね。


以上!今回の宣伝としては、

「パワーにいたらこんな事できるようになるよ!」

ってわけでもないけど

前々からこんな感じに写真を載せた実験ブログ書いてみたかったし

あわよくば同じ事を企む同志がこのブログに辿りついたりしないかなとか

そんな事を考えながら今日の当番は終了です。

次回(そのうち)は合わせて購入したラバーのリコーンキットを使っての

MS60Sの修理ネタを書きたいと思います。

おつかれ様でした。

おしまい。

1 件のコメント:

  1. MS-60Sを長年使っています。
    後継の100Wの8インチスピーカーを2台手配してイザ、、、
    ポン付け出来ない事が発覚して諦め(ゴミにするのはおしいので某音響マニアさんに進呈)
    次善の裂くでスピーカーコーンのエッジの交換して2勝一敗?の戦績?
    1本は復活祭したけど、片割れはセンター出し作業を失敗して、、、orz
    その際に不用意にツィーターを破壊してしまい、、、orz
    替えのウーハーとツィーターを物色中ですが、、、

    因みに、覚えている限りの簡単なスペックは、
    60Wパワードモニタースピーカー。
    周波数特性はこのコンパクトなサイズからなんと?、40ヘルツ~20000ヘルツ(ヤマハナンチャラテクノロジーの賜物。後にも前にもこのサイズで40ヘルツ再生を表記するモニターは皆無)
    スピーカーのトータルの効率は90dB/W/m

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